"Green Shift : Nowhereland" Release Site

生まれた楽曲は未来への種でありアルバムは墓標。墓標にはこう刻まれてる「夢から醒めないように」


2019年9月18日(水)リリース

LosingMySilentDoors - Green Shift:Nowhereland

定価:¥2,000+消費税[19・09・18]℗&©2019 音景-Onkei- Records ONKEI-0006

発売元:音景-Onkei- Records

流通元:株式会社ウルトラ・ヴァイヴ


ソフトサイケデリック・ロックバンドLosingMySilentDoors待望のセカンドフルアルバム。飯田カヅキ・フルカワリュウイチ(strange world's end)はじめゲストミュージシャン多数参加!

リードシングル「Nowhereland」のGenius P.J's Re-mixをボーナストラック収録!


このアルバムには僕自身の冒険、探求心、旅の記録、夢の記録がたくさん詰まっている。それはほろ苦いシンフォニーでもある。「Green Shift : Nowhereland」はダンスロックとバラードにフォーカスしたアルバムで、最初に「I Share Mary」のデモを制作した時にアルバムの構想が見え始めた。ダンスロックとしての機能性や躍動感、バラードとしての感情の起伏や情景というアップダウンを描いたアルバムが見えてきた。そこから派生して「Nowhereland」と「Dent-de-Lion」が誕生した。

今回のアルバムはリズム隊を始め、たくさんの仲間達や友人にゲスト参加してもらい、僕が頭の中で鳴らしていた構想を更に高い次元まで連れて行ってくれた。彼らの渾身的な参加に感謝します。

願わくばこのアルバムがあなたの心に残るアルバムになりますように。


by Bori(LosingMySilentDoors/音景-Onkei-)


Tracklist

Side-A

 01. Prelude to Green Shift

 02. Nowhereland

 03. 新しい名前を探して

 04. Dent-de-Lion

 05. 砂漠の上の少年

 06. I Share Mary

 07. Interlude to Green Shift

Side-B

 08. Cold Dance

 09. Raindance

 10. Tear's Bomb

 11. Stay

 12. Neverending

 13. Nowhereland - Genius P.J's Re-mix ※Bonus Track


● 参加ミュージシャン

 ・ ヤマサカナオ

 ・ フルカワリュウイチ(不遣ノ雨/strange world's end)

 ・ Haru(カナリヤの咆哮)

 ・ monomo...?

 ・ Akie(JIRI)

 ・ 荒川大地(The life plant/tetote)

 ・ 山下マサキ(FOOLA)

 ・ イノウエヒロミチ(地獄の季節)

 ・ 飯田カヅキ(strange world's end/飯田カヅキ×判治宏隆)

 ・ 久我元大(不遣ノ雨)


Green Shift : Nowhereland 取扱いサイト

各楽曲と参加ミュージシャンの紹介

LosingMySilentDoors「Green Shift : Nowhereland」アルバムではリズム隊を始めたくさんの知り合いや友人たちにゲスト参加してもらい、僕の頭の中で鳴らしていた構想を更に高い次元まで運んでくれました。

彼らの渾身的な参加に感謝して、この場を借りてご紹介させて頂きます。

アルバムのほぼ全曲でリズム隊を担当してもらったのはベースのナオさんとドラムのリュウイチ君(不遣ノ雨/strange world's end)です。アルバムの収録曲を集中的にリハをしてアレンジを固めて。ドラムレコーディングではマイケルさんがエンジニアを担当してくれて亮弦さんも遊びに来てくれましたね。


LosingMySilentDoors「Green Shift : Nowhereland」

● Side-A

01. Prelude to Green Shift

Nowherelandの世界へといざなう短い前奏曲で、アルバムのミックスアドバイスやマスタリングを手掛けてくれたマイケルさんの手による流麗なピアノの調べとストリングスが聴こえて来ます。

02. Nowhereland

「Nowhereland」はどこでもないどこかへの冒険へと導く魔法の呪文。Rchのギターは荒川大地君(The life plant/tetote)で楽曲に更なる高揚感と生命を与えてくれました。

03. 新しい名前を探して

冒険の出発に鳴らされるファンファーレで新しい名前はどこにあるのか。初期LMSDの楽曲に再訪して現代に甦らせることができました。ハルさん(カナリヤの咆哮)の瑞々しい歌声とアキエさんの鳴らすバイオリンの旋律が素晴らしいですね。

04. Dent-de-Lion

息を引き取るダンデライオン(タンポポ)終わりゆく季節。愛する者や大事な者へ「終わる時」に鳴らされる感謝の鎮魂歌。monomo...?のメンバー全員がゲスト参加してくれて素晴らしいバンドアレンジとレコーディングでした。

05. 砂漠の上の少年

望みを使い果たし名前も記憶も忘れた少年が出口のない出口を探して砂漠の上を彷徨う。それはまるで現代のネットに繋がる僕らそのものかもしれませんね。飯田カヅキ氏(strange world's end/飯田カヅキ×判治宏隆)のギターリフが冴え渡ってます。

06. I Share Mary

過去に関係のあった女性とのほろ苦い経験の共有を試みた楽曲でこの楽曲の躍動感がそのままこのアルバムを解き明かす鍵となっています。女性ボーカルはハルさん(カナリヤの咆哮)、カッティングギターは荒川大地君(The life plant/tetote)です。

07. Interude to Green Shift(Instrumental)

アルバムのSide-AとSide-Bの別世界を繋ぐ救命装置的な役割のインストゥルメンタルで、アルバム未収録の楽曲「闇に泳ぐ魚」から発展して完成させた深い深いアンビエントです。オリジナル音源は次回作に収録予定です。

● Side-B

08. Cold Dance

シニカルなシチュエーションに垣間見える、現実世界への咆哮。エレクトリックドラムのリズムトラックをベースにザ・ドアーズ風の歌を載せてサイバーパンクに仕上がりました。山下マサキ氏(FOOLA)による荒々しいギターサウンドが冴えてます。

09. Raindance

レイヴ・カルチャーやエクスタシー、アシッドハウス、フラワー・ムーヴメントの狂騒から…解放感を心待ちにアップダウンの激しい日常を乗り越える原動力に迫った。イノウエヒロミチ氏(地獄の季節)によるロックンロール・ギターが最高にカッコ良い。

10. Tear's Bomb

1968年のフランスで起きた5月革命で警官隊から投げられる催涙ガスを和らげる為に瞳の淵に塗っていたレモン果汁。レモンは辛い現代社会を生き抜くヒントかもしれない。山下マサキ氏(FOOLA)の荒ぶるギターリフが素晴らしい。アルバム中ミックスバランスがいちばん良い楽曲。

11. Stay

マンチェスター・ムーヴメントの狂騒が終わった後に「夢から醒めないで」というフレーズがリピートされ、僕らはまだそこに立ち留まっている。ハルさん(カナリヤの咆哮)の歌声と飯田カヅキ氏(strange world's end)のギターがどこまでも刹那に鳴り響く。

12. Neverending(Instrumental)

「夢から醒めないで」と繰り返されたアルバムはリードトラック「Nowhereland」と対となるこの楽曲でドラマチック的なエピローグを迎える。イノウエヒロミチ氏(地獄の季節)のロックンロールギターが全開でリフレインする。

13. Nowhereland(Genius P.J's Re-mix)

ボーナストラックは「Nowhereland」のGenius P.J's Re-mixバージョン。Nowherelandの世界観をより現実的に刹那く仕上がったサウンドで、再びプロローグへ戻る。